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まだまだ沖縄の余韻、引きづりっぱなしのまきまきです♪
沖縄に行くことが決まり、沖縄の海には絶対に入ろう、と決めていました。
やっぱり、沖縄といえば、海!ですよね♪
それが、予想をはるかに超えて・・・
もしかして世界一???
って、思えるくらいの、素晴らしい座間味島の海を、それも、初めてのダイビングで、体験することができて、大満足だった、まきまき&まおまおでした。
そして、こどもと沖縄、といえば、やっぱり!
「美ら海水族館」
ですよね!
ここは行かんとな〜〜
29日、合宿は13時からだから、水族館に行ってから、合宿に行こう、と思っていました。
そうしたら、まおまおが。
沖縄に行く、と決まって、少しして。。。
「シムクガマに行きたい」
と、言い出して。
ああ、そうか。
シムクガマ。
・・・実は、昨年の学習発表会、まおまおたち3年生は、沖縄を舞台とした「シムクガマの奇跡」という劇を上演したのです。
シムクガマのお話とは・・・
シムクガマは波平又川原(マタガーバル)に洞口を開いた天然の鍾乳洞です。
その所在を分りやすく言いますと、アメリカ軍楚辺通信所(俗称・象の檻)の北隣りの低地にあり、資料によりますと、「洞口はアガリシムクとイリシムクの二つあり、総延長2,570メートル」とあります。
1945年(昭和20)3月、アメリカ軍の空襲は日を追って激しくなり、やがて艦砲射撃も始まるようになりますと、波平では約1千人の字民がこの洞窟に避難するようになりました。
やがてアメリカ軍の沖縄本島上陸の日、激しい砲爆撃の後、アメリカ軍は読谷山村の西海岸から怒濤(どとう)のような勢いで進撃してきて、戦車をともなったその一部は、シムクガマに迫って来ました。
アメリカ兵が銃を構えて洞窟入口に向かってきますと、人々は恐怖の余りうろたえ、洞窟内は大混乱に陥りました。いよいよ殺されるのだと、洞窟の奥へ逃げ込もうとしますが、足の踏み場もありません。
その時、ハワイからの帰国者、比嘉平治(屋号蒲恩納・当時72歳)と比嘉平三(屋号恩納・当時63歳)の2人が、「アメリカーガー、チュォクルサンドー(アメリカ人は人を殺さないよ)」と、騒ぐ避難者たちをなだめ説得して、ついに投降へと導き、1千人前後の避難民の命が助かったということです。(「救命洞窟之碑」建立記念パンフレット参照。)
この事実に基づいて波平では、命を救った二人の先輩に感謝の意をこめて洞窟内に記念碑を建立してあります。
引用:http://www.vill.yomitan.okinawa.jp/sonsi/senseki/map/guide/guide08.html
・・・この実際にあったお話を、担任の先生が脚本を書かれて、3年生全員で演じました。
そのクオリティの高さといったら・・・
発表会当日、こどもたちの熱演に、ほとんどの保護者の方が、涙していたと思います。
暗い暗い舞台の上。
戦争、という重く深いテーマ。
その中でも、このお話は、1,000人の命が助かったという希望あふれるお話でした。
いつもはやんちゃで、元気いっぱいのこどもたちが、一生懸命役になりきり、それぞれに感じとったものを伝えようと、必死で演じている。
思い出すと、泣けてくるくらい、強烈な思い出。
まおまおは、現代の女の子と、戦争当時の妊婦さんの2役を演じました。
まきまきは、沖縄に行く、となって、「海」とか「水族館」とか、こどもの喜ぶところを、いろいろ考えていましたが。
まさか!
「シムクガマ」に行きたい!と言い出すとは、思ってもみませんでした。
泊まっていた「美ら海ビレッジ」から車で1時間半。
合宿先まで、車で30分。
時間もちょうどいいので、出発しました。
「シムクガマ」のある、読谷村波平まで、ナビをセット。
無事に、波平、と思われるところまで来たのですが・・・
どこ???
ガマ、とは、自然洞窟のことで、まきまきは勝手に、沖縄だから、海辺だと思っていたのですが、海辺ではなく・・・
住宅街みたいなところに迷い込み・・・
全然、場所がわからず・・・
グルグルグルグル回っていましたが、看板もなし・・・
悩んだ挙句。
そうだ!
グーグル先生に聞いてみよう!と。
詳しく、「シムクガマ」の住所を調べて(初めからそうするべきだった)、グーグルマップに入力すると・・・
すごく、近い!!!
同じような道を、さらにグルグル回って・・・
「目的地周辺です」
と、おっしゃるのですが・・・
何もないのですが・・・
と、キョロキョロしてましたら・・・
あ!
看板発見!!!
ちっちゃ・・・
みると、そこから、細い細いけもの道を下るようになっている・・・
ここ???
恐る恐る降りていくと。
さらに奥へ・・・
ハブに注意!
と、いくつも看板が・・・
さらに進むと、だんだんと暗くなって・・・
「シムクガマ」に到着。
外国人ファミリーが一組いました。
奥は、まさに真っ暗・・・
深い深い闇。
記念碑がありました。
2人とも、何も話さず。
手を合わせて。
早々に後にした「シムクガマ」
小さな小さな看板が一つだけあった。
まおまおは、少し、怖かった、と。
人々が助かった場所ではあるけれど、きっと亡くなられた人もいただろう。
住宅地のような、そんな場所に、こんな深い深い洞窟があるなんて、思いもしなかった。
けれど、戦争中は、そんな場所でないと、命を守れない。
見つかったら、命をなくしてしまうのだから。
戦争について、まおまおは、きっと何かを感じとったはず。
「シムクガマ」に来て、よかった。
「シムクガマ」は沖縄にしかないのだから。
きっと、一生忘れられない出来事になった。
そう、思いました。
そして、明日は、学習発表会。
今年は、TORAたち6年生の担任の先生が、去年のまおまおの担任の先生。
今年は、広島で被爆して、「流転」の人生を歩んだ一人の男性のお話を元に、最高学年6年生が演じるそうです。
芸達者ななりきり屋まおまおと、まったくちがう性質のTORAが、どんな名演技を見せてくれるのか、楽しみ???にしています!
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