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2016年6月15日 お知らせ

「女将論」だワン♪

今日もですね、昨日に引き続き、まだまだドキドキしています。うん、でも、このままではいけないので、今日のブログは、いろんなことを考えるついで?に、前にアメブロで書いた記事を、書き直してみることにしました。

なんだかえらそうなタイトルでスミマセン。

このブログのカテゴリーをみますと、いろいろざっくりあるのですが、1つだけ、一度しか使ってないカテゴリーがありまして。

それが「女将のしごと」というカテゴリー。

一度だけ使ったのが、「小さなバレリーナのこと♪」という記事で。なぜこれが、「女将の仕事」?

時々は、書いてはいるのですが、知らない方もいらっしゃると思いますので、改めて書いておきます。

「わんこと泊まれる宿 わんこあん」の女将は、まきまきではありません。

旅館の中心になる女性=女将さん、という図式は正しいのですが、まきまきは女将ではなく、あくまでも社長です。

「わんこあん」の女将は、まおまおなのです。

まだ小学4年生ですから、まだまだ見習いですが、まおまおが「わんこあん」の女将です。

なぜ、まきまきは女将ではなくて、社長なのか。なぜ、まおまおが女将なのか?

 

この、「わんこあん」の公式ページは山口県「てしま旅館」のてしまさんにお願いしました。

てしま旅館さんのページはこちら

その際に、これまでてしまさんが手がけられてきたページをいろいろ見させていただきまして、出会ったのが、こちらの、山口県「湯田温泉ユウベルホテル松政 西岡稀海香女将」さんのページ→http://nishioka-okami.com/ でした。

見やすくて、写真もキレイで、なにより女将さんの魅力がたっぷりつまっている!!!

てしまさんに「わんこあん」のHOMEを託したこと、まちがいない!と確信しました。

ページの構成はもちろん、描かれている記事もじっくり読ませていただきまして・・・改めて思ったこと。

 

まきまきは旅館に生まれ、旅館に育ちました。そして、旅館で働いて、同じく旅館に生まれ、旅館で育ったTAKAと結婚して、旅館業を一生の仕事として選びました。

まきまきのまわりには、女将さんがたくさんいます。

実の母も、義理の母も、女将さんです。

西岡女将さんのページを拝見して改めて強く感じたこと。

旅館の女将さんって、特別な存在だなってこと。

西岡女将さんは、その家に生まれた「娘女将」でも、嫁いできた「嫁女将」でもなく、「職業女将」だとご本人が言われています。

その家に生まれたから・・・ではなくて、職業として「女将」を選ばれた。そして、それは天職だと、ページを拝見しただけでそう、思いました。

 
まきまきの家は、元々が造り酒屋だったそうで、おばあちゃんの代に旅館を始めました。

おばあちゃんは造り酒屋ののむすめでしたので、初代女将=娘女将でした。少し前のブログにも書きましたが、おばあちゃんは本当に美しい人でした。

 

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まきまきは祖母の現役女将時代を知りませんが、これだけ美しい女将さん。

ただいるだけで、圧倒的だったと思います。
そう、女将さんって、いろんな意味で圧倒的な存在だと、まきまきは思うのですね。

西岡女将さんの「元気すぎる女将」・・・圧倒的な元気さ。たしかに、ページを通しても、伝わってきます。実際にお会いすると、さらに圧倒されることまちがいなしでしょう。

 

まきまきの実の母は、「嫁女将」でした。
残念ながら、前の女将さんに、美しさでは及びませんでしたが、その代わりに、明るさとか、話術とか、お酒好きなところとか、不思議な安心感を与えるおおらかさとか、いろんなところを総合して、圧倒的に「会いたい」と思われるような女将さんになった、とまきまきは思っています。
これは、実家で働いていたときに、全然知らないお客さま?から、「女将いるか~」「女将おらんのなら、行かん」とか、しょっちゅう電話がかかってきたので、そう感じたというのがほんとのところです。
働いている人たちも、家族みたいな存在で、「女将のために」「女将がいるから」と思ってくれてるのを、まきまきも肌で感じていましたし。

義理の母も、「嫁女将」です。
小さな宿で、それこそ家族経営。お客さまも家族のような、友達のような、そんなすてきな宿。義理の母は、とても頭の回転の早い人で、話がとてもおもしろく、なによりもお客さまを楽しませることに圧倒的な女将さん。

 

今の宿が、楽天トラベルで大きな賞をいただいたご縁で知り合った女将さん方も・・・それはもう圧倒的魅力にあふれた人ばかり。女将さんに、ママさんに会いたいから、宿に行きたい!って、同業者に思わせてしまう、その魅力といったら・・・みなさん、いい意味で、普通じゃない方ばかり(笑)
そう。
女将は宿の象徴であり、アイドルであり、お客さまから、従業員から、宿に関わる人たちみんなに、この人のためならと思われるような圧倒的な存在である。
これがまきまきの思う女将論です。
で、「わんこあん」です。

はじめ、新しい宿のことを考えたとき。

わたし、、、

女将??????????????????

って、頭の中が「?」だらけに。

なーーーーんかちがーーーーーう。。。。。

新しい宿はしたいけど、自分が女将ではない。
わたしは宿の仕事は好きだけど、わたしが思う「女将像」に自分がまったく当てはまらないのです。

実際に、まきまきが新しい宿のお話をいただくことができたのも、母である女将の存在があってのこと。

でもなあ、、、母とわたし、まったくちがう・・・

困ったな。

本気で悩みました。

そうしていると。

「わたしの将来の夢は、旅館の女将さんになることです」

と、作文に書いている人が・・・

義理のお母さん女将の元で、接客をしたり、布団を敷いたり、洗い物をしたりと、勝手に女将さん修行している人が・・・

宿に泊まると、そこの女将さんのご挨拶をみて、正座してご挨拶の練習をしてる人が・・・

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はい、インカメの達人。この人です。アンディの顔がうつろなのはお気になさらず(笑)
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適材適所とはよく言ったもの。

身近にいました。「わんこあん」の女将さん。

 

まおまおはまきまきの母女将に似て、明るく、細かいことにこだわらないおおらかさがあって、TAKAの母女将に似て、人を楽しませることが大好きです。まおまおといると退屈しないし、おもしろい。こんな写真撮るくらいですからね(・・;)

もちろん、まだまだ圧倒的ではないけれど、その素養はあるのではないか???

義理の母女将の元で修行に励むまおまお。
玄関で正座してお出迎え。今から3年前の写真。
3年前から、英才教育受けてたのね(^_^;)
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まきまきは、まおまお見習い女将さんが、安心してお客さまのために尽くせる場を提供する社長になればいいのだ。

宿にはそれぞれの形がある。
どれが正解って、お客さまが喜んでくれることが、正解。

なら、「わんこあん」は「わんこあん」流でやってみよう♪

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女将に付き添う、助手の図(笑)
こどものことですから、いったいいつまで女将でいられるかはわかりませんが、むすめとなら一緒にがんばれる!そう思っています。
そうそう。
この度、エクスマ塾で出会った、新しい女将さん。嫁でもなく、娘でもなく、職業・・・ともちょっとちがうような?(笑) ニュータイプの女将さんの宿も、とっても楽しみなまきまきです♪
みなみちゃんは、きっと圧倒的な女将さんになるぞ! みなみちゃんのブログはこちら
旅館業界が元気になるとうれしいな!
大好きな女将さんたちの笑顔を思い出して、さらに元気になったまきまきでした♪
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