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2017年1月19日 お料理のこと

「間人温泉 炭平」さんへ♪

さてさて、京都視察研修の続きですよ♪

大雪に驚いた「湯の花温泉」を出発。

ほーーーんとめちゃくちゃ積もっていたので、ゆるゆると・・・

それにしても、すごい雪で、すぐに除雪が行われるはずの、高速道にも積もっていて、ガタガタでびっくり。

タイヤチェックのために、途中で降ろされるし、事故っている車はいっぱいいるしで、15時到着予定が、16時を過ぎてしまいました。

目指すは、京丹後♪

京丹後には、優秀な宿が多いですよ、と、インテリアデザイナーの住先生に教えていただきまして・・・

目指すお宿「炭平旅館」さんに到着!

間人温泉 炭平さんの公式ページはこちら → http://www.sumihei.com/

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到着して出していただいた、お茶と羊羹。

この羊羹がね、甘さ控えめで、めっちゃ美味しかった♪

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テーブルがね、太鼓でできてるのが、めっちゃカワイイ♪

そして、お宿さんのお名前にちなんだ「炭」がところどころに。

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向こうには、日本海の荒波が目前に。

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ロビーにはこんなステキなコーナーが!

お客さまが、セルフで楽しむラウンジ♪ お金は申告制です。

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お部屋は「さざ波」というタイプでした。

シンプルで、スタイリッシュ。清潔感があふれるお部屋。

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都会のオシャレなマンションみたいに、使い勝手がいい。

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そして、お部屋からは日本海が。

今まで見たことないくらい荒れていて、こわいくらい・・・自然の雄大さ、そしてこわさを目の当たりにしました。

 

夕食の前に、大浴場へ。

アメニティ豊富で、驚きました。冷たい桑茶に、ハッカ飴、美顔器にタオル・・・コットンや綿棒、なんでもある!

お風呂からも、素晴らしい眺めを堪能・・・

 

そして、お待ちかねの夕食♪

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やっぱり、間人といえば、カニ!

お鍋に前菜、ワクワクワクワク♪

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デッカいカニに、びっくり!!!

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このね、緑色のタグが、「間人蟹」の証!

間人漁港は、小型の底引き網船が4隻だけの小さな漁港なのだそう。

小型の船なので天候が悪く、海が荒れる日は、漁ができません。そのため、間人港に水揚げされる蟹は限られていて、間人蟹が“幻の蟹”と呼ばれるのだと、接客してくださった方が教えてくださいました。

そして、地名の「間人」は「たいざ」と読みます。

この字、どこかで見たな?と、思っていましたら、そう!「日出処の天子」!

厩戸皇子(聖徳太子)の母君、「間人皇后」が、蘇我氏と物部氏の争いを避け、厩戸皇子とともに身をよせた場所なのですって。地元の人たちの手厚いおもてなしへのお礼にと、皇后はこの地に自らの名前である「間人」をこの地に贈ったそうです。しかし村人たちは畏れ多いことから、皇后が退座したことにちなみ読み方を「たいざ」としたとされているのだということ。

へーーーーーーーーーーーーーーだから「たいざ」なのね。

そんな、いろんなお話をききながら食す幻の蟹の美味しいことといったら!

蟹刺し、焼き蟹、かに鍋など、いろんな料理を堪能しました。

いやーーーーーやっぱり蟹は最高です!!!

 

そして、翌日。

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やっぱり朝食は、ちっちゃい器に、いろんなお料理が入ってるのがうれしい♪

これぞ、旅館の朝ごはん!

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ぽってりと大きなお椀で、あさりとあおさのお味噌汁をいただきました。

ご飯もつやつやで美味しかったよーーーーー

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ハーフビュッフェスタイルになっていて、ヨーグルトや、卵(卵は有料)

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飲み物がズラリとカワイく並んでいるのがうれしかったな。

旅館の朝ごはんって、なんであんなに美味しいのかな?

「わんこあん」の朝食は、和食でご用意する予定ですので、とっても勉強になりました。

 

そして、朝食後、社長さま自ら、特別室を見せてくださって。本当は、新しくできた離れも見せていただきたかったのですが、さすがの満室!

残念でしたが、社長さまからいろんなお話を伺うことができて、大満足。

 

炭平さんは、元々は、6代続く、古い旅館だったのだそう。それを少しづつ改装を重ねて、いろんな工夫をされて、今の形に持ってこられた。

大変な努力を、日々されているのが、ひしひしと伝わってきました。

 

やっぱり、宿は「人」

こちらでも、その大切さを教えていただきました。

 

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