なつかしの「大市」♪

昨日、夜テレビをみていましたら、京都のお鍋の名店を回る、という企画の番組でした。

おお！

京都のお鍋っていうと？？？

と、ワクワクしながらみていたら、やっぱり・・・

すっぽんの名店「大市」登場！！！

京都でお鍋といえば、やっぱりここでしょ〜〜〜

うれしくって、たまらんでしたよ♪

「すっぽん料理　大市」のページはこちら　→　http://www.suppon-daiichi.com/

「大市」には思い出がありまして・・・

ってゆーか、「大市」にね、行ったことあるんですよ！　すごくないですか？？？

それも、今から約20年前。

まだまだうら若きころでした。

大学時代の友達と、卒業してしばらくたって、どこか行こうか、ってことになりまして。

なぜか、京都神戸に２泊3日旅行に決めました。

なぜだったのか？全然覚えていません(^_^;)　もっと遠くに行ってもよかったのに？

まきまきが当時大阪にいて、友人が徳島にいたから、間をとったのかも？

で、お互いの行きたいところを話し合ったのですが・・・

友達は、「神戸北野ホテル」に泊まりたいと。

神戸北野ホテルのページはこちら　→　http://www.kobe-kitanohotel.co.jp/

もちろん、大賛成！！！

そこで、フレンチのフルコースを食べて、当時、世界一と称されていた朝食を食べました。

「ルミナリエ」開催中でね、みに行こうと思っていたのに、ホテルの居心地が良すぎて、外を見もしなかった（笑）　それ以来、「ルミナリエ」にはご縁がありません。

いやーーー「北野ホテル」よかったなあ・・・懐かしい・・・

で、まきまきの行きたいところ、っていうのが・・・

「大市」

だったのです。

マンガ「美味しんぼ」に登場した、まる鍋。それもね、登場したのって第３巻ですよ。めっちゃ印象的な回でした。

そして、その後、西原理恵子先生の「恨ミシュラン」にも登場。

「恨ミシュラン」、伝説的な作品です。

「あの」西原先生が、人気飲食店、高級飲食店を、本音で批評するグルメレポートマンガ。

けっこう、どのお店も、辛口？どころか、ぶった斬られてるとんでもない作品だったのですが、たしか、「大市」はそんなに酷評されていなかったはず。

余談ですが、「恨ミシュラン」読んでもう一つの行きたいお店「あら皮」（あら＝鹿３つっていう珍しい漢字）には、まだ行ったことない。死ぬまでには行きたいです。

「あらがわ」のページはこちら　→　http://www.aragawa.co.jp/

そんなこんな、マンガの影響やらなんやらで、どうしても行きたくって行きたくって・・・

まあ、ちょっとおかしい感覚ですよね。

すっぽん料理の店に、なぜそんなに行きたがる？？？

でも、友達も、ちょっとおかしくって、「行こう行こう！」って行くことになりました。

京都らしく、入り口はこじんまりと。中に入ると、奥行きがある、趣ある建物。

どんだけ歴史古いん？？？

２人でいっぱいいっぱいの狭い和室。

そこで出されたのは・・・

「すっぽんの煮こごり」

「すっぽん鍋」

鍋には、野菜なし。

すっぽんだけ。・・・うん、たしか「だけ」。野菜もなし。

それが、もう1回出てきた。

そして、雑炊。

卵、こんな感じの盛りだったかな？

なんだか、餅も入っていたような・・・餅を食べたのはたしかなんだけど、どのタイミングで食べたのかは、さだかではありません。

正直・・・

え？

これだけ？？？

刺身とか、唐揚げとか、さ。鍋に、野菜とか、さ。

ないわけ？？？

あまりのシンプルさに、ウケて、友達と２人、ずっと大笑いしてた。

で、もって。

最後のデザートが・・・

みかん。

それも、丸ごと１個。

皿に乗って、登場しました。

皮、むいてもない。切ってもない。

ちょこん、と、そのまま。

ここで、２人のテンション、最高潮で。

なんと！

無謀にも！

雑炊のおかわりを頼む！

という狼藉を・・・

そしたら。

火を落としましたので、できません。

と、断られたとさ！

いやーーーーーーー

若いって、怖い（笑）

ちなみに気になるお値段は・・・・・

ええ、当時とかわっていないと思います。

高いと思うか、どう思うか。

・・・・・って、高いでしょーーーーーー

今なら行けないぞーーーーー

でもね。

帰ってから、友達のお父さんが、

「いい経験したな。なかなかできないぞ！」

って、言ってくれたらしく。。。

うん、今のまきまきも、当時のまきまきに、そう言ってあげたい。

20年前のこと、はっきり覚えてる。

そんな強烈な経験、なかなかできない。

そして、昨日テレビでみた「大市」は、あのときとまったくかわっていなくって。

これぞ老舗！！！

本当にいいもの、を実感した大切な経験でした。

もう一度、行ってみたい。

さて、いつになることやら？