人生で一番幸せな時。

今日はうちのチビゴルファーのお誕生日。

14歳になりましたので、チビゴルファーはもう卒業ですね。

しばらく話題にも出なかった、まおまお女将の兄、TORAですが、まだまだゴルフは続けております。

どうにも結果が出ないものですから、ブログネタにもできませんが、

父と子は

「これからこれから」

と、詐欺みたいなことばで母を騙して数年・・・

そろそろ何らかの形で結果を出してくれるのでしょうか？？？

思えば、14年前の今日、2004年4月3日にTORAを出産しました。

初めての出産、、、ということで、ドキドキしっぱなし。

4月2日の朝方から陣痛がはじまり、病院まで1時間近くかかるということで、夕方には病院に押しかけまして。

もう来たの？？？

と驚かれたのをよーーーく覚えています。

父TAKAはその日仕事で、母が付き添ってくれました。

2人で陣痛の間隔を計っていたのですが、どうにも微弱で。

「これはいったん帰ってもらうようになるかも」

と、言われてしまいまして。

深夜になっても強くならず。

「まだまだだなーーー」

とおことばをいただいたのですが、

それは絶対にいやで。

とはいえ何もできないまま、ひたすら間隔を計る。

そうすると、だんだんと間隔が狭まってきたような・・・

おお！　痛みが強くなってきたぞ〜〜〜

と、ひたすら耐えていました。

痛みがきては、引くので、意外に耐えられるな〜

これがどれだけ痛くなるのかな〜

と、まだまだ余裕な感じで。

3日の明け方、顔見知りの看護師さんが回ってきてくださって。

まだまだ余裕です〜

なんて話をしていたのですが、まあそれでもみてみましょうか〜

と、確認してもらいましたら・・・

「もう全開じゃが！！！」

・・・我慢しすぎて、すでにもう産んでもいい状態になってたらしく。

ええ、非常に痛みに鈍いもので。。。

ひーーーーーーー

と驚いて、分娩室へ・・・

それを知ると、どんどん痛みが強くなってきて、休み休み、歩いて分娩室まで行きました。

そして。

今思うと笑ってしまうのですが。

自分でも、信じられないくらい、ヒラリと。

華麗に、ヒラリと。

分娩台に上がり。

あれだけ身軽に動けたことは、人生史上空前絶後。

そこから、一気にお産に突入！

あっ！という間に産むことができました。

産み落とした後の爽快感。

よーーーーく覚えています。

もう一人産めるわ〜〜〜

って思いましたもん（笑）

そうして、こうして書くと、まったく苦労なく生まれたTORAくん。

生まれたときから親孝行な子でした。

すんなり生まれてくれたTORAに感謝。

そして、夜通し、寝ないで付き添ってくれた、母に感謝。

仮眠をとることもなく、ずっとそばにいてくれたよね。

あらためて、お礼を言ったことはないけれど、やっぱり母は母だなって。

思えば、TORAを生んで、家に帰るまでの１週間が、わたしの人生の一番幸せな時間だった気がします。

考えることは、TORAのことだけ。

大切な人たちは、自分から会いにきてくれるし。

一番大切な人と、誰にも邪魔されず、一緒にいられる。

ご飯は、決まった時間に、かなりのご馳走が出てくるしね（笑）

この前、まきまきの誕生日に、母がLINEをくれました。

「お誕生日おめでとう、45年前の今頃はもう生まれてたなあ〜本当に可愛くて、私の人生で一番幸せな時でした！」

母とはやっぱりよく似ている。

この先、45年前のあのときよりも、母を幸せにしてあげられるかな。

そして、TORAは、14年前のあのときよりも、幸せにしてくれるかな。

子であり、母であり。

まだまだしなくちゃいけないことが、たくさんありますね。

初めての試合で、３位になったときの写真。

幼い（笑）

そうそう。

父親であるTAKAは、病院にかけつけてくれたのですが、聞いたのは、TORAではなく、別の子の産声でした（笑）

ギリギリ間に合わなかった〜〜〜

元から立ち会い出産は考えてもいなかったので、TAKAの不在は気になりませんでした。

「出産は母親の仕事。父親は、生まれてから一生懸命子育てをすればいい」

と、いう意味（にまきまきが理解した）のことばを、産婦人科の先生から聞いたことがあって。

たしかにその通り！だな、と思っていましたし。

本人は、間に合いたかったみたいだけど。

その分、子育ては、まきまき以上に、現在進行形でがんばってくれています。

TORAのおかげで、父も母も、いろんな経験ができてるね。

TORA、誕生日おめでとう。幸せをありがとう。これからもよろしくね。